手足のしびれは、神経や血流の異常などさまざまな原因で起こります。
主な原因には、糖尿病やビタミン不足による末梢神経障害、頚椎や腰椎の圧迫による神経根障害、脳梗塞などの脳の病気、または血行不良やストレスなどがあります。片側だけのしびれや言葉が出にくい、動かしにくいといった症状を伴う場合は脳卒中の可能性があり、早急な受診が必要です。慢性的なしびれでは、神経や代謝の異常を調べるため血液検査やMRIが行われます。
対処法としては、原因疾患の治療に加え、姿勢の改善や適度な運動、ビタミンB群を含む栄養バランスのよい食事、禁煙・節酒など生活習慣の見直しが有効です。しびれが続く場合は放置せず、早めに医療機関を受診しましょう。


