肋骨骨折は、胸部を構成する肋骨に骨折(ひびも含めて)が生じた状態をいいます。
転倒や打撲、スポーツなどによる強い衝撃のほか、激しい咳でも起こることがあります。
主な症状は、息を吸った時の痛み、体を動かした時の痛み、胸に圧迫がかかった時の痛みなどです。
治療ではバストバンドという固定帯を胸部に巻き、骨折部を安定化させます。痛みに対しては、痛み止めを内
服したり、湿布剤を貼ったりします。
それから、痛みで呼吸が浅くなると肺の奥深くの空気が入れ替わらず、細菌やウィルスが停滞して肺炎のリ
スクが高まるため、無理のない範囲でゆっくり深呼吸を行うことが大切です。
通常は3~6週間で治癒しますが、高齢者や骨粗鬆症のある方では6~10週間ほどかかることもあります。


